映画タイタニックの今も色褪せない魅力
みなさんこんばんは、のそのそです。
先日25周年記念上映ということで、妻と映画タイタニックを観てきました。
当時私は映画館では観ておらず、その後のテレビ放送で見た記憶でしたが、当時は愛に殉じた自己犠牲の話くらいにしか観てませんでした。
しかしこの年になって改めて観ますと、本当よくできた映画でした。
まず、ジャックの全財産をかけてタイタニック乗船チケットを賭けたギャンブル。
果たして自分はこれほど軽やかに自分の積み上げた人生を投げうって、新たな人生に身を投げられるだろうか。と保守的な自分を戒められた気がします。
そしてローズもローズで家柄や裕福な結婚相手という一般的には望ましい環境よりも、自分の願望や希望に正直に生きる姿勢。
周りのことよりも自分の保身や命を優先するお金持ちたち。
自分にできることを探して海に投げ出された人たちを助けに向かう水夫たち。
一つ一つが今の自分に照らして顧みさせられました。
全編通して、自分のアイデンティティを見失っていたローズが、ジャックという導き手によって自身の魂の源泉に目覚めてオリジナルのストーリーを歩む覚悟を決める神話の法則を感じました。
改めて、自分の源泉や進む道に迷った時に見ると救われる部分があるのかな、と思います。
そう言った視点でも時を経てもオススメの映画でした。
それでは今日はこの辺で。